月夜の雪の森へ、父さんとふたりでわしみみずく探しに出かけた女の子。その胸の高鳴りと大自然との交歓をみごとに描く詩の絵本。
1939年ニューヨーク生まれ。スミスカレッジ卒業。編集者を経て作家生活に入る。昔話の再話・絵本の詩・ファンタジー童話など、多くの名文を生む。代表作に絵本『にじにのるおとこ』ファンタジー『水晶の涙』(ゴールデン・カイト賞)がある。
1935年ニューヨーク生まれ。アート・スチューデント・リーグやプラット美術院で絵の勉強を積む。児童書やSF雑誌の挿絵画家としてスタートしたが、30代前半から自然の風物や動物を描く油絵画家として活躍。初期のイラスト代表作に『はるかなる わがラスカル』の版画がある。
真冬の大自然のなか、静かな夜の森でみみずくにむかってそっと呼びかけると、何回かに一度返事が返ってくる。返事が返ってきたらみじかいお話ができる。なんておとうさんはすばらしいのでしょう。(60代)
さいごにみみずくにあえたから、よかったなあとおもいました。(7歳)