動物園に行きたい犬。でも動物園には「いぬおことわり!」の看板があります。飼い主のおじさんは、犬を女の子に変身させました。
1910年、ニューヨークに生まれる。児童書の編集者をへて、20代後半から創作をはじめる。多くのすぐれた画家と組み、42年の短い生涯の間に100冊以上の作品を発表した。幼い子どもの感性に訴える文書に定評があり、『ぼくにげちゃうよ』『おやすみなさいのほん』、『おやすみなさいおつきさま』『いぬ おことわり!』など多くの作品が日本でも愛読されている。ゴールデン・マクドナルドの筆名で出した『ちいさな島』により、1947年コルデコット賞を受賞。
ドイツのハンブルク生まれ。26歳でブラジルに渡り、貿易の仕事をした後、パリで創作活動を始める。その後アメリカに永住し、妻マーガレット・レイとともに、動物を主人公にした絵本を多く発表した。中でも、〈おさるのジョージ〉シリーズは、世界中の子どもたちに愛されている。ほかに『どうながのプレッツェル』『ポケットのないカンガルー』『いぬおことわり!』などがある。
東京に生まれる。慶応義塾大学図書館情報学科卒業。児童図書館員の経験を生かし、選定・批評・翻訳など、子どもの本に関する様々な仕事をしている。訳書に『あたしもびょうきになりたいな!』『いぬ おことわり!』『おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく』などがある。