耳の悪いベンは、口の動きを見て言葉を理解します。難聴児の日常と心の内を、明快な文と明るい色調の絵でわかりやすく描きます。
1937年、イギリスのニューカッスル・アポン・タイン生まれ。ニューカッスル医学校を卒業。小児病、成人病、血液学を専攻。慢性病の子どもとその家庭のケースワークをしながら、慢性病患者の教育と社会への適応の研究を続ける。
1927年、オランダのユトレヒト生まれ。独学でデザインの勉強をし、16歳で初めて本の装幀を担当。26歳で結婚。三児の親となり、自分の子どものために絵本の創作を始める。「ちいさいうさこちゃん」シリーズで、世界中に幼児のファンをもつ人気作家となる。
1928年、大阪市に生まれる。出版社勤務、児童書専門店の運営を経て、子どもの本の企画・普及の仕事に携わる。日本児童文学者協会会員。著書に『これからの保育教室・Ⅱ』、絵本の訳に『おかえりなさいスポッティ』『うさぎのくに』『かくれんぼぞうさん』等がある。