おばあちゃんが、ゆうたろうに100円玉を、おこづかいとしてあげます。ゆうたろうは、その100円玉をぎゅっとにぎりしめると、100円玉の言葉が聞こえるようになりました。ゆうたろうはその100円玉を「ひゃっくん」と名づけ、お金との友情がめばえます。でも100円玉は、お金ですから、ゆうたろうは、大好きなニンジャマンのフィギュアを手に入れるために、ガチャガチャで使ってしまいます。 「ひゃっくん」は、それからいいろいろな旅をします。ある日、女の人の給料袋の中に入ります。でもその給料袋が泥棒に盗まれてしまいます。「ひゃっくん」と給料袋に入っていた、お金たちは、協力して泥棒をやっつけようとしますが、どんな方法でやっつけることができるのでしょうか。そして「ひゃっくん」は、またゆうたろうと会えるのでしょうか。
このお話は、作者竹中マユミの「もしお金に心があったら?」という発想から生まれました。
受賞歴:
読書感想文のために購入しました。私もはじめに読んでおこうと目を通したところ、ほっこり心が温かくなる良い話だと感じました。お金がしゃべれると不思議に思ったようですが、お金を大事にしようという気持ちも芽生えたようで、この本を選んでよかったです!(7歳・ご家族より)
男の子にも女の子にも親しみやすい絵とお話で、こどもにもわかりやすい話だと思います。感想文も書き易いと思われます。労働してPayが対価としてもらえるということも、何のために働くのかとか、お金の価値も考えられ、いろんな方向に勉強できるので親としても教え諭すのにとてもいい本だと思います。(7歳・ご家族より)
もっとお金をだいじにしたくなったり、かんどうしました。(7歳)