海の底に住む人魚姫は、人間の王子に恋をしたため水の泡に。曽野綾子の洗練された文と岩崎ちひろの美しい絵が一体化した作品。
私が幼い頃に毎日読んでいました。物語もイラストも素晴らしく、30歳をこえた今でも鮮明に覚えています。つい3ヶ月前に女の子が産まれて、これから絵本などたくさんの本を読んであげようと思っています。もちろん、人魚姫はこの絵本に決めています。娘の記憶にもずっと残る一冊になると思います。(読者の方より)
あるスマホのサイトのつぶやきで人魚姫の話になり、いわさきちひろさんの絵のものがあると教えていただき、入手しました。子どもの頃から今まで、ずっと悲しい物語と思っていたのが、この本のラスト3行で真意を知り、絵も美しく、知ってよかったです。(49歳)