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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ハーニャの庭で

ハーニャの庭で

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ハーニャの庭で

作: どいかや

受賞歴:

  • 日本図書館協会選定図書(2007)
  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2007)
対象年齢 4歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 26cm×22cm
ページ数 40
ISBN 978-4-03-232230-9
NDC 726
発売日 2007年4月

定価:本体価格 1,500円+税

【偕成社在庫:あり】

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内容紹介

猫のハーニャがすんでいる、山のとちゅうの小さな家の小さな庭。その庭を舞台に、季節のうつりかわりを愛情をこめて描いた絵本。

著者紹介

どいかや

1969年東京に生まれる。東京造形大学デザイン科卒業。おもな絵本に、『みけねこキャラコ』『こねこのポカリナ』『おはなのすきなトラリーヌ』『トラリーヌとあおむしさん』『ふゆのひのトラリーヌ』『パンちゃんのおさんぽ』『いたずらコヨーテ キュウ』『やまねのネンネ』、『チップとチョコのおでかけ』『チップとチョコのおつかい』『チップとチョコのおるすばん』『チリとチリリ』『チリとチリリ うみのおはなし』『チリとチリリまちのおはなし』『くりちゃんとひまわりのたね』『くりちゃんとピーとナーとツー』、『ねずみちゃんとりすちゃん おしゃべりの巻』『カロンとコロン はるなつあきふゆ4つのおはなし』、『うさぎのルーピースー』などがある。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

初めて自分だけの庭を持ったとき(それはごくありふれた住宅街の中にある、四方を家やコンクリートで囲まれた、あまり日当りの良くない小さな庭でしたが)、うれしくて、花の苗や種を夢中で植えました。庭にしゃがみこんでいると、しだいに、たくさんの虫など、小さな生き物の存在に気づくようになりました。そのうち猫が、ネズミや蛇やコウモリやらの小動物を獲ってくるようになり、こんな小さな庭でも、たくさんの命が生活しているのだと知りました。必死で植えた園芸種より、むしろ、雑草と呼ばれる草花のかわいさに惹かれるようにもなりました。

そしてもっとたくさんの動植物を感じる生活をしたくなって、その庭を手ばなす事になりました。そんな時、庭を眺めながらふと、「……ここは最初から私のものでもなんでもなくて、その前もこの後も、誰の物でもないんだ な……」そんなことを思ったのです。

その後移り住んだ場所では、今までとは比較にならない生き物の多さに、私が後から来たよそ者だということを思い知らされ、それが心地よくもありました。よそ者として小さくなりつつも、いつかみんなの輪に加わりたいな。そんな夢を絵本にしたのが『ハーニャの庭で』なんだという気がします。

いろいろなきっかけを私にくれた、あの四角い草地を、今でもときどき思い出すことがあります。(どいかや)

ハーニャの庭で
ハーニャの庭で