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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

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受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2006)
  • 日本図書館協会選定図書(2006)
対象年齢 3歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 26cm×21cm
ページ数 32
ISBN 978-4-03-232190-6
NDC 726
発売日 2006年8月

定価:本体価格 1,200円+税

【偕成社在庫:なし】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

「待ってて」とうさぎ君に言われたぶた君。約束を忘れたうさぎ君を待っているうちに空は夕焼け。待ち続ける友だちを描いた絵本。

著者紹介

渡辺洋二

1943年東京に生まれる。『やいトカゲ』、『ぽんぽん山の月』でそれぞれ絵本にっぽん賞、『アルマジロのしっぽ』で赤い鳥さし絵賞を受賞。絵本に『はまべのいす』、さし絵に『うさぎのモコ』『あしたもよかった』『ふとんかいすいよく』『メロンのメロディー』など作品多数。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

どうぶつで好きなのはブタ。
たべもので好きなのもブタ。
わたしのすがたもブタ。
わたしの家族もブタ。
向かいのいえの住人もブタ。
ああ、ブタ、ブタ、ブタにかこまれて、ブーブー、ブーブーいいながら、できたのがこの絵本。
かわいいんだ、このブタの子。なんともいい子。だきしめたくなる。

賢くて、要領のいい子もいいけど、不器用でも、相手の気持ちのわかる子、そんな子にひかれる。
この絵本のブタの子は、まさにそんな不器用な子。こどもらしい子だ。

わたしは、このブタの子がすきだ。
こんな子、どこかにいました。
クラスメートに、かならずいました。
社会に出てからも、どこかにいました。
その不器用な子は、ひょっとするとわたしかもしれないけど。
そんなふうに、愛すべきブタの子なのに、えがくのに苦労した。
かいて、消して、かき直し、破く。
そのたびに、ブタの子がくず入れにきえていく。
せっかく、絵の中で、うごきはじめようとしたばかりなのに。
これは、画家の感傷。

ブタみたいに好きな森山京さんと、ブタみたいにやさしい、編集の安彦道代さんと、一緒に作ることができたのは、ブタ以上に美味しくて、すばらしいことだった。(渡辺洋二)

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