「こんなところに あかい けいとが」女の子が、赤い毛糸をぐるぐる巻きとっていくと、まっすぐのびている毛糸のかたちがいろいろに変化します。お花のかたち、小鳥のかたち、おどるひと、ぞうさん……わっ、おばけ! 巻きとった毛糸のさきには、思わぬ展開がまっています。
一筆書きで登場する、たくさんのかたちがおもしろい、佐々木マキのちいさなナンセンス絵本。
受賞歴:
このたび、マキさんから2冊のすてきな本がとどきました。
女の子が毛糸を巻きとっていくと、一筆書きのいろいろなかたちがあらわれます。指でなぞりながら読んでみると、いっしょに絵を描いているみたいでたのしいですよ。最後の思わぬ展開に、にやっとしてしまいます。
みじかいお話なのに、なんども読みたくなる。どうぞいろいろなところで読んでください。そんなちいさな本ができました。