





ノンタンがいじわるして転んだタータン。「とんでけ~☆」とノンタンが飛ばした、タータンの〈いたいの〉は、どこへいったかな?
★刊行時に寄せられたメッセージです
新作「ノンタン いたいのとんでけ~☆」は、30年近くあたため続けてきた作品です。いつか描きたい、いつか描くぞ! と心の中で、ずっとずっと育ててきたテーマです。
でも、絵本を描くって面白いんですよ。いっくら描こう描こうと頑張ってみても、時期がこないと生まれてこないものなのです。お話作り、絵本作りって、そこのところは赤ちゃんを産むのと、同じなんですね。しっかり育ちあがると、熱い塊になって、スッポン!「おんぎゃ~」って元気に飛び 出てくるんです。
というわけで30年かけてじっくり育て上げ、このたび元気元気に飛び出た今回の作品、ワクワクドキドキの、メチャ楽しい作品に仕上がりました。
楽しいこと嬉しいことって、幼い子供たちにとっては、大事な栄養元。嬉しい~☆楽しい~♪と思うと心が弾んで膨らんで、ズンズン成長していくんです。そうして豊かな心を持った、容量の大きな人間になっていくことができるのです。
絵本を描くことによって、ちょっぴりそのことをお手伝いできるなんて「ありがとう ございます」って、思わず神様に感謝してしまうくらい、ママノンタンにとっても嬉しいことです。
これからも子供たちと、しっかり向かいあって、作品作りに励んでいきます。そして子供たちがひっくり返って大喜びする作品を描くのじゃ! と張り切っています。よろしく~♪ね。(キヨノサチコ)
この本を買ってからは「あっちのおそらのいたいのかいじゅうにとんでけ〜!」とやっています。おかげですぐに涙がとまります。(2歳・お母さまより)
ノンタンシリーズは30代の私も小さい頃から読んでいました。まさか我が子にも読んであげることができるなんて思っていませんでした。同じ言葉が繰り返される場面が多く、言葉を覚え始めの息子は一生けん命話しています。「いたいのとんでけ」がお気に入りらしく、「ガガガガガオーン」や「ごめんなさい」をよんで絵本をひらき声に出しています。キャラクターもかわいく、うさぎさん、ぶたさんなど動物も覚えることができ、とても嬉しいです。他のノンタンもどんどん集めようと思っています。(1歳・お母さまより)
3才になる少し前から急激に物語を理解できるようになり、ノンタンが大好きになりました。イラストに対して、セリフを加えていくのが大好きな娘は、ノンタンやみんなの表情や動きをすみずみまで見ておもしろい事をさがしています。作者様の思いや、イラストに心を寄せれる人間になってくれそうで愛読させてもらってます。たのしさ、やさしさ、ユーモアあふれる作品を作り続けて下さりありがとうございます!!(3歳・お母さまより)