黄色くてまんまるでおいしそうなおつきさま。おせんべ、メロンパン、めだまやきなど、つぎつぎに大好きな食べ物に見えてくるからふしぎです。
1948年、東京都に生まれる。詩人。詩集『不』によりH氏賞受賞。また小説『高円寺純情商店街』で直木賞受賞。作品に『おしっこと神様』『熊谷突撃商店』『ねじめ正一詩集』『かあさんになったあーちゃん』『あいうえおにぎり』『がっこうのうた』『あーちゃんのおにいちゃん』など多数。
大阪府に生まれる。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。作品に『あっちゃんあがつく』『しりとりしましょ!』『十二支のかぞえうた』』等多数。『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。
まん丸お月さんをじっと見ていると、いろいろな食べ物に見えてきます。目の調子よりも、胃袋の調子、つまり、お腹が空いていると、まん丸お月さんの見え方も違ってきて大人も食いしん坊だけど、それよりももっと子どもの方が食いしん坊かもしれませんね。