帽子でつのをかくし、洋服を着て人間の子どもになりすましたちびおには、町へ出ると幼稚園へまよいこんで思わぬことが…。
1931年、旧満州(中国東北部)生まれ。1968年に『車のいろは空のいろ』で第1回日本児童文学者協会新人賞を受賞。以来、『おにたのぼうし』『おかあさんの目』『ちいちゃんのかげおくり』『七つのぽけっと』『おっこちゃんとタンタンうさぎ』ほか多数の作品を発表し、広い支持を得ている。
1930年、岐阜県に生まれる。グラフィックデザインの仕事を経て子供の本の世界にはいり、淡い色調の詩的な画風で活躍している。1968年、絵本『きつねやまのよめいり』でサンケイ出版文化賞受賞。代表作に『こぐまちゃんのえほん』がある。