昆虫図鑑に掲載されている虫は、子ども向け、大人向けを問わず、大型でメジャーな昆虫ばかり。しかし、そのような虫はどこにでもいるわけではなく、身近にいるのはむしろ一般的な昆虫図鑑には名前の載っていないような小さな虫であることが多い。『田んぼと畑の昆虫1124』の図鑑には、田んぼや畑に周囲の水辺や草原から「お客さん」として集まってくる、そのような昆虫たちを1124種も収録していて、観察会などできっと役立つはず。全体は目(なかま)ごとに構成、さらに科で分け、掲載順はよく見られる種を優先して、似た種は標本も用いてちがいを解説。よく目につく卵や幼虫、蛹などもできるだけ掲載。巻頭には目の判定法も掲載した。