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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

偕成社ノベルフリーク

保健室には魔女が必要

保健室には魔女が必要

偕成社ノベルフリーク

保健室には魔女が必要

定価(本体価格) 900円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 19cm×13cm
ページ数 158ページページ
ISBN 978-4-03-649210-7
NDC 913
発売日 2022年12月

内容紹介

主人公は、中学校の保健室の先生にして魔女。自分が考案する「おまじない」を流通させ、もっとも定着させた魔女が選ばれる七魔女決定戦に参加している。今日も魔女は、保健室にやってくる生徒たちの悩みをきき、それを解決する「おまじない」を授ける。悩みによりそう短編集。

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
わたしは魔女だ。
保健室の先生でもある。
雄花市にある唯一の公立中学校で、二年前から働いている。
わたしが勤務している雄花第一中学校には、一年生が四十一人、二年生が六十人、三年生が五十二人、あわせて百五十三人の生徒が在学中だ。
どの子も素直で、礼儀正しくて、目に入れても痛くないほどにかわいい-−−わけがない。
保健室に通ってくる子たちは、基本的に一筋縄ではいかない子が多い。ひねくれ者だったり、ろくにあいさつもしない子だったり、なにが理由で保健室にきたのかすら伝えられない子もいる。もちろん、無防備で甘えん坊な子も少なくない。それでも、どこかさみしそうな顔をしているのだ。
そういう子たちは、なにかをだれかに話したいから保健室にくるのだろう、と考えて、わたしは根気よく、彼らの話をきく。
江口マリエの場合は、こんな話だった。(本文より)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

<目次>

自分のきらいなところが消えてなくなるおまじない

胸が小さくなるおまじない

お母さんにひどいことをいわなくなるおまじない

目が大きくなるおまじない

特別な人になれるおまじない

きらいな人を不幸にするおまじない

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2023)

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