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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

女の子の昔話えほん

おだんごころころ

日本のおはなし

おだんごころころ

女の子の昔話えほん

おだんごころころ

日本のおはなし

中脇初枝  再話

MICAO  絵

定価(本体価格) 1,700円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 4歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 29cm×25cm
ページ数 32ページページ
ISBN 978-4-03-960450-7
NDC 726
発売日 2022年3月

内容紹介

おだんごが
ころがる先にいたのは?

ころがるおだんごをおいかけて
鬼の家にきてしまった女の子。
おだんごを気にいった鬼たちに
もっと、たくさん
つくるようにいわれますが……!

宝をもちかえる女の子の昔話が
刺繍と布でえがかれた絵本になりました。

:::::::::::::::::::::::::
おひるになったので、
むすめは、おだんごを たべようとしました。
すると、おだんごが、
ころころころころ、ころがっていきました。

むすめは、もうひとつの おだんごを
たべようとしました。
ところが、
そのだんごも、また、
ころころころころ、ころがっていきました。

あとには もう、ひとつしか
おだんごは のこっていません。
むすめは、しっかりにぎって
たべようとしましたが、
さいごのおだんごも、また、
ころころころころ、ころがっていきました。

むすめは おだんごを おいかけて、
はしりだしました。
(本文より)
:::::::::::::::::::::::::

女の子の昔話えほんシリーズについて

あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。

紹介記事へ(Kaisei web)

編集者より

2012年に、日本につたわる女の子と女性が主人公の昔話を集めた『女の子の昔話』を刊行しました。そのときに、読んだ方から「絵本にはしないの? もっと小さな子どもたちもこの昔話を読めたらいいのに」といわれ、立ち上げたのがこの絵本シリーズです。

「おむすびころりん」と似たタイプのおはなしですが、このおはなしでは、女の子がおだんごをおいかけて、鬼の家についてしまいます。
刺繍と布絵でえがかれた鬼はなんともユーモラス、ぜひご覧下さい。

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おだんごころころ
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