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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

海のアトリエ

海のアトリエ

海のアトリエ

定価(本体価格) 1,400円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 小学校低学年から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 22cm×28cm
ページ数 32ページページ
ISBN 978-4-03-435160-4
NDC 726
発売日 2021年5月

内容紹介

おばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってある。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれた。
びっくりするわたしに、おばあちゃんが話してくれたのは、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと、おばあちゃんにとって、いつまでも色あせない、特別な思い出だった。
少女がのびのびと心を解放することができた宝物のような日々を、まるで映画のシーンのように見応えのある絵で描いた魅力的な絵本。

受賞歴:

  • Bunkamuraドゥマゴ文学賞(2021)
  • 講談社絵本賞(2022)
  • 小学館児童出版文化賞(2022)
  • ホワイト・レイブンズ(ミュンヘン国際児童図書館・児童図書目録)選定(2023)

紹介記事へ(Kaisei web)

著者より

子どものころ、近所に住んでいた女性の画家の先生に絵を習っていました。
天井の高い、静かなアトリエに一人で暮らしていたその人は、わたしにとってはじめての、子どもを〝子どもあつかいしない〟おとなでした。
ちょうど、この絵本に出てくる〝絵描きさん〟みたいな人だったのです。
わたしは、おとなになって画家になりました。
でも、もし、そうならなかったとしても、やはり、わたしには影響の大きい人だったと思うのです。
堀川理万子

中日新聞の「中日こども文庫」を読んだ両親が、孫のために郵送でプレゼントしてくれました。コロナ禍で両親になかなか会えませんが、記事を見てオススメ本を送ってくれました。娘もとても喜んでいました。本は1つ1つの絵も内容もとても素敵でお洒落で、子供から大人まで楽しめる1冊だと思いました。インテリアとしても楽しめる本だと思いました。(5歳・お母さま)

クレヨンハウスで「MOE」の書評をみて「この本!」と思いました。幼いころ家があれていて、平和でなく、感受性ばかり強かった私。その私の1年で一番の楽しみは夏休みにいく湘南の祖母の家でした。やさしさと、楽しさであふれる1週間。毎日のスイカと花火、江ノ島でおよぐこと…そこには痛いことも、悲しいこともなく、朝からねむるまでいとこ2人と、遊び100%の世界でした。今も自分が形つくられたのは、あの日だと思い、心の中に大切にしまっています。そんな日々をあざやかに思い出しました。ステキな本ありがとう。(60代)

新聞やSNSでよく取り上げられているのを目にして、気になり購読してみました。内容が素晴らしかったです。現代人の多くは少女(おばあちゃん)のように窮屈に生きてる人が多いと思います。いつの間にか心の開き方を忘れてしまい、閉ざしたままただ日々を過ごしている…。そんな人たちの手助けとなりそうなヒントが詰まってる気がしました。(7歳・お母さまより)

同じような体験をしていないのに、なつかしくて、せつなくて、なぜかとてもあたたかい気持ちになって……。緑(本の扉というのでしょうか)とぬけるような海のブルーに広大無限に広がりを感じて、本を閉じないで開いて部屋においてます。実体験していないのに高齢者といわれる年になって追体験している感じです。堀川理万子さんてどんな方かとか他の作品も知りたくなりました。(読者の方より)

自分のために買いました。私も絵を描いていて、画家を目指している者です。この絵本で語りかけられた言葉が、そのまま私の心に届いてちょっと落ちこんでいた気持ちが救われたなあと思い…サプリメントのような絵本でした。絵もことばも、人間にとってかかせない「栄養」で「太陽」で、よりそってくれる存在。ありがとうございます。と伝えたくてメッセージ書きました。私も私がかける絵と物語を描いて、何かを伝えたいです。がんばります。(読者の方より)

こんな老後を過ごしたい。こざっぱりとした部屋で孫に自分の転機を語りたい。素敵な思い出。それも一人の人として接してもらえた充実感を初めて知った日々の輝きを海と画家とゆったりとした時が心の波のように届いてきました。仕事や雑多な物に囲まれ、なかなか断捨離できない私の部屋からこんな素敵な話を、孫に語れるだろうかと…。ちょっと考えました。(60代)

堀川理万子さんの水彩画教室に通っていました。(その後、2020年に、そのお教室の母体のカルチャースクールが閉校してしまいました。)なので、理万子先生のお人柄も多少存じ上げており、にこやかで、かわいらしくて、ピュアで、子供の心を忘れずにいるのが「海のアトリエ」で、思いっきりスパークしているような、キラキラした思いが、こちらにも伝わってきます。先生のヨーロッパのような色合いと、アメリカの近代のような白い空間が好きでした。江國香織さんが選ぶのもうなずけます。(50代)

緊急事態宣言解除の10月、好天にさそわれるまま文化村ミュージアムへ足を運び、入口でこの絵本の原画ドゥマゴ文学賞受賞を知り、地下1階の本屋さんで買い求めました。「このことをずっとおぼえていたいってそんな日がきっとあなたをまってるわ」の言葉。まさにこの本を買った日が私の忘れられない日になりました。コロナ渦、こんなすてきな偶然がどれだけ失われてきたか…大切なことを思い出させてくれた本です。(50代)

絵本を読むことは勿論子どもの頃から好きで大人になってからも手に取り購入したものです。「絵本は文学である」をこの「海のアトリエで改めて教えられたと思います。まさに「絵が言葉になっている」との記事で知った通り堀川理万子さんの絵は言葉以上の物語を語っていました。これから私の役割は曾孫に話し続けてやることだと思いました。(80代)

本当に全部がすてきな絵の本でした。江國香織さんが言っている様にいつまでも何回も見たい本です。コロナで疲れて暗い気分になる今、とても優しい気持ちになれて静かにふるさとの小樽の海を想ったりします。想像する時はどこまでも自由です。本当に本は今とても大切なものだと思います。堀川さんの本これからもさがして行きたいと思います。(60代)

息子がイヤイヤを爆発させて途方にくれていた時に読んだところ、落ちつきを取り戻して2人で絵本の世界をたのしみました。小学生だった頃、隣の家のおじさんが美大の先生で小さなアトリエを持っていました。私はそこへ行くのが大好きで、おじさんが金属で作る葉っぱをいつまでも眺めていたり、何をするわけでもなくぼーっとしていました。何の理由もなく、ただそれが心地良いという感情に初めて出会った、私の大切な思い出です。(4歳・お母さまより)

心身のバランスを崩し、好きだった仕事を辞めて、これから、私は何をしていけば…何者になるのか…不安と期待が入り交じるこの5月、誕生日に母から贈られたのが、この絵本でした。『人はだれでも、心の中で物語を作ることができるでしょ。だれでもみんな、心の中は自由だから。』という言葉に出会ったとき、私の心の中で、私の物語を描きはじめることが出来た様な気がします。32回目の誕生日に、この本と出会えたことに心から感謝しています。この先の人生においても、ずっと大切にしたい本です。ありがとうございます。(30代)

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