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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

テツコ・プー

ふうせんになったおんなのこ

テツコ・プー

テツコ・プー

ふうせんになったおんなのこ

定価(本体価格) 1,400円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 4歳から
ジャンル 絵本 > 日本の絵本
サイズ(判型) 25cm×21cm
ページ数 32ページページ
ISBN 978-4-03-332970-3
NDC 726
発売日 2020年1月

内容紹介

いつも、きげんがわるいのでテツコ・プーってよばれている女の子。朝はとくべつにきげんがわるくて弟にやつあたりして、おかあさんに怒られ、ますますプーっとしていたら、おやおやなんとからだがふくらんで、風船みたいに空に飛んでいってしまいました。テツコプーは、お家に帰れるのでしょうか?

著者インタビューへ(Kaisei web)

 

著者より

『テツコ・プー』のストーリーは,てっちゃんという女の子からインスピレーションをもらい生まれました。
てっちゃんは私の親友の長女で,3・4歳のころ,いつも不機嫌な顔をして,機嫌の良い2歳下の弟に悪さをしていました。怒られると,てっちゃんはもっとプーッとしました。でも、てっちゃんのプーッとした気持ちの下に,正直でユニークで心根の良いてっちゃんが隠れているのがわかりました。

私は自分と弟のことを思いだしました。私も子供のころ不機嫌でした。4歳下の弟は朝から機嫌が良い子で,それがまた私を不機嫌にするのでした。いちど機嫌が悪くなると気持ちを切りかえられない私は,もう怒っていないのに,しかたなくプーッとしていました。母は「笑いなさい」と言うのですが,口がかたまってしまって,笑うなんてむずかしくてできませんでした。
てっちゃんは,子供のころのそんな気持ちを思いださせてくれました。

『テツコ・プー』を作り始めてから,何度もストーリーを作り直しました。
てっちゃんは,今は二人のやんちゃな男の子のお母さんなのですから,絵本ができるまで本当に長い時間がかかったものです。朝からプーッとしている世界中のテツコ・プーに絵本を楽しんでもらえたらとてもうれしいです。

編集者より

『うたうしじみ』『クリスマスソングブック』『アルファベット絵本』『聖マグダレナソフィアバラ』など、寡作ながら、宝物にしたいような美しい絵本をつくり続けている絵本作家、児島なおみさんは、内外の絵本に造詣が深く、自身、絵本コレクターです。1960年台のアメリカで活躍した児童書編集者の手紙をまとめた『伝説の編集者ノードストロムの伝記』まで翻訳されるほどの絵本好き。その児島なおみさんが、ちょっと気むずかしい女の子のお話を描きあげました。いつもきげんがわるいので『テツコ・プー』ってよばれている女の子てっちゃんの冒険のお話です。

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テツコ・プー
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