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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

そのぬくもりはきえない

そのぬくもりはきえない

そのぬくもりはきえない

定価(本体価格) 1,400円+税
偕成社在庫 わずか
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 286ページ
ISBN 978-4-03-643040-6
NDC 913
発売日 2007年11月

内容紹介

犬の散歩がきっかけで、知り合った不思議な男の子。なんだかちぐはぐなのに、どうしようもなく響きあう心と心のふれあいを描く。

受賞歴:

  • 日本児童文学者協会・協会賞(2008)
  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2008)
  • 日本図書館協会選定図書(2008)

紹介記事へ(Kaisei web)

著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

九歳の子の話をずっと書きたいと思っていました。
九歳のとき、わたしは水のなかから顔だけ出して、あたりをうかがっているカワウソみたいでした。びくびくしながら、なあんだ、なるほどなどと、こまっしゃくれて思っていました。
その年の夏、父が死に、その年、やっと自転車に乗れるようになりました。
手と足は細く伸びて、かんしゃくもちでした。
でも、それだけじゃなかった、とわたしのなかで、なにかが囁きつづけるのです。
それだけじゃないものについて、書きたいと思いました。

最初から物語の形が見えていたわけでは、もちろんありません。書いたり消したりしているうちに、物語はだんだん膨らんでいき、そして波という一人の女の子がはっきりと姿をあらわしました。九歳の女の子でした。それからは波とともに歩きました。
波はおない年の朝夫くんに出会います。それは偶然ですが、でも、ほんとうは偶然ではないと思っています。どうしても会わなくちゃいけなかったのだと思います。どうしても起こらなくちゃいけないことが、偶然起きる。そう信じます。
もし、波が朝夫くんに会わなかったら、と考えると、ちょっとつらい気もちになります。波はどうやって、そのあとの十代を生き抜くのだろうと、心配です。十代を生き抜くのはたやすいことではありませんから。
酒井駒子さんが美しい表紙を描いてくださって、ほんとうに嬉しいです。絵をじっくり見てから、ページを開いてくださいね。(岩瀬成子)

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そのぬくもりはきえない
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