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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

こぶたのレーズンのおはなし1

こぶたのレーズン

こぶたのレーズン

こぶたのレーズンのおはなし1

こぶたのレーズン

定価(本体価格) 1,000円+税
偕成社在庫 なし
対象年齢 小学校低学年から
ジャンル 読み物 > 外国の読み物
サイズ(判型) 21cm×16cm
ページ数 90ページ
ISBN 978-4-03-431610-8
NDC 993
発売日 2012年6月

内容紹介

カボチャで作った小人のマノーの家に、ある日、お腹をすかせた小さなこぶたの「レーズン」がやってきました。あんまりちっぽけなので、もとの家を追い出されてしまったのです。その日から、おとなの小人マノーと、小さなレーズンの二人暮らしがはじまりました。突然やってきた小さな同居人は、やんちゃでわがまま、いつもいい子にはしていません。でも、子どもらしさにあふれた無邪気なレーズンを、マノーはいつもおおらかな愛情で包みこみます。

––––「こんな小さいこぶたのめんどうをみるのは、たいへんだろう。だれにでもできることじゃないよ。」
と同情するカラスに、マノーはこんなふうに答えています。
––––「ひとりですむのだって、らくじゃないさ。それに、だれかといたら、それだけで、たのしく時間がすぎるもの」

レーズンとマノー、二人のおかしな毎日を描く、ハンガリーの愛らしいおはなし!

受賞歴:

  • 日本図書館協会選定図書(2012)

編集者より

東欧の国ハンガリーから届いた、かわいらしい幼年童話です。
表紙に見える、ものほしげな上目づかいのコブタの名前は「レーズン」。ちっぽけで緑色、まるでほしブドウのようだから、「レーズン」です。
このレーズンが、ある日こびとのマノーの家を食べてしまう(マノーの家はカボチャなのです)ところから、お話は始まります。心優しいマノーは、みすぼらしいコブタを家に招き入れ、いっしょに暮らすことにしました。さあ、それからの毎日ときたら、もう大変。マノーは四六時中、やんちゃでわがままなレーズンに振り回され、大忙しです。でも、ふと一息ついたとき、マノーはこう言うのです。「一人で住むのだって、楽じゃないさ。それに、だれかといたら、それだけで、楽しく時間が過ぎるもの」。
この心温まる物語を、どうぞ多くの方が味わってくださいますように。 皆さんと、レーズンの愛らしさ(まさに幼い子どもそのもの!)を共有し、語り合えたら、とても嬉しく思います。そうそう、それから表紙の絵は画家のブローディ・ベラさんが日本語版のために描き下ろしてくださったものです。こちらもぜひご注目くださいませ。

とってもかわいい緑のこぶた・レーズンのとりこです。「うぃうぃうぃ」と鳴く姿も、「マノーちゃん!」と構って欲しがるところも、ちょっぴりわがままで自分勝手な所も大好きです。挿絵がまた内容にぴったり。涙をぽろぽろ流す姿は、思わずレーズンをぎゅっと抱きしめたくなりました。(20代)

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こぶたのレーズン
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