古代のギリシア人が語りつたえてきた、西欧の文化の根底となった神がみと英雄たちの物語を収録。ギリシア文学の権威が、さまざまな原典を参考にして少年少女むきに興味深く書きあらわしました。
1908年兵庫県に生まれる。東京大学文学部言語学科卒業後、オックスフォード大学に留学。ギリシア語・ギリシア文学を学ぶ。1973年没。元東大名誉教授、文学博士。著書に『アルカディア方言の研究』『ギリシア・ローマ神話辞典』など多数がある。
1913年東京に生まれる。日本女子大学卒業。ギリシア文学の翻訳・紹介に努め、翻訳書に『迷宮の発掘』児童書に夫・春繁との共著『王子チャールズ』『イーリアスとオデュセイア』などがある。