人間に命を助けられたつるが、自分の羽をぬいて美しい布を織るという民話を淡く美しく描きます。英米でも翻訳されて好評です。
福井県武生市に生まれ、東京に育つ。繊細な色彩と詩情豊かな画風で、童画の世界に独自の領域を築いた。1974年原発性肝癌のため死去。『にんぎょひめ』『あかいふうせん』『あめのひのおるすばん』『戦火のなかの子どもたち』など。
東京に生まれる。1951年『貝になった子ども』で児童文学者協会新人賞を受賞以来、国際アンデルセン賞優良賞、野間児童文芸賞、赤い鳥文学賞、日本児童文学者協会賞等を受賞。著書には「松谷みよ子の本」(全10巻・研究編1巻)『龍の子太郎』『ちいさいモモちゃん』『死の国からのバトン』など多数がある。2015年逝去。