
読みくらべるとさらにたのしい「世界のともだち」シリーズ。
今回も本のなかからちょこっとずつ、ご紹介します!
本のなかにかならずといっていいほど登場するのが、
みんながかよう学校の風景です。
校舎のかたちや授業のようすなどを見くらべるのもいいですが、
きょうはみんなが着ている制服も、それぞれちがっていておもしろいです。
たとえば、ケニアのウソマ村にすむ12歳のアティエノの制服は、こんなかんじ。
黄色い襟がかわいいですよね。とてもにあってます。
男子は黄色いシャツに紺色の半パンです。
本のなかでは、そんな制服を着たみんなの
授業風景や休み時間のようすが紹介されています。
男子たちはサッカー、アティエノはドッジボールのようなゲームをしています。
ビニール袋を何層にも重ねてつくった手づくりボールなど、
けっして豊かな環境ではありませんが、子どもたちは元気いっぱいです。
クラスでは、男の子たちが女の子たちにいつもいたずらをしてくるらしく、
アティエノは「男子って子どもっぽいんだから」と話していたそう。
ううむ、どうやらこれは万国共通みたいです。
ところかわって、ベトナムの双子ソンとチュンがかよう中学校の制服はこんなかんじ。
こちらは男子も女子もほとんどおなじです。
胸元のスカーフが、日本でいうとセーラー服っぽいかんじがしますね。
ソンとチュンは、毎朝なんと6時には家を出発して(!)、
学校のまえの屋台でラーメンをたべます。うう、おいしそう…
メコン川にかかるなが~い橋をわたる朝の、さわやかな空気も伝わってきます。
ほかの国のこどもたちの制服も、ぜひチェックしてみてください!
なにか自分でテーマを決めて読んでみるのもおすすめですよ。
(編集部・丸本)