編集部より

世界のともだち Q&A

2014/02/14

「世界のともだちシリーズって、取材する国はどうやって選んだの?」
ある日こんな質問が「世界のともだち」シリーズを紹介している販売部のメンバーからきました。
「シリーズを紹介すると、結構きかれるんだよね」とのこと。

ということで……
とつぜんですが、よくある質問を Q&A形式でまとめてみました!

A.1 アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカなど、大きな地域にわけて、
それぞれの地域がバランスよく入るようにきめました。
今回のシリーズは、アジアの国を多めに選んでいるのが特徴です。
きっとこれから日本とアジア各国との関係はさらに重要になるだろうなと思ったからです。

具体的な国は、その地域のなかで、外せない大きな国……アメリカ大陸ならブラジルなどを、
まず選び、それからバラエティー豊かになるようにほかの国をきめていきました。
(2014年のワールドカップ、2016年のオリンピックと続くブラジルは外せませんね!)

また、その国の写真をすでに撮っているカメラマンさんがいる場合、優先してきめました。
それから、日本に住んでいる人が多いと思われる国(ペルーやフィリピンなど)も
なるべく入れたいなと思いました。
「学校のクラスのともだちの国を知りたい」ということがあったらいいなと思ったのです。
なんといっても、「世界のともだち」シリーズですから。

A.2 企画がスタートしたとき、いち早くルーマニアに出発された長倉洋海さんが、
とてもいい写真を撮ってきてくださったので、
『ルーマニア』がシリーズ全体の指針となるだろうと
考えたというのが理由のひとつです。
また、あまりなじみのない国を1巻目にもってくることで、
「これから36巻、いろいろな国がでてきますよ!」ということを伝えたい気持ちもありました。

『世界のともだち①ルーマニア』のくわしい情報はこちら

A.3 「世界のともだち」シリーズの対象年齢と近い、10才前後の子どもを選んでいます。
カメラマンさんに、子どもを選ぶことからお願いをしているので、
撮影をする人によって、どんな子を選ぶか、どうやって見つけるかは、さまざまです。

「友人や親せきなどをたどって見つけました」
「学校へ行って子どもを推薦してもらったら、いい子がいました!」
「コーディネーターさんのつながりで見つけました」
「何年もまえからずっと撮っている子にします」などなど、いろいろでした。

(取材対象を見つけるまでは、カメラマンさんによる取材日記を読むと、
苦労したことやうまくいったこと、いろいろあっておもしろいです)

A.4 第二期は、南アフリカ共和国、インド、タイ、ブータン、ミャンマー、フィリピン、
ペルー、パレスチナ、イスラエル、メキシコ、イギリス、トルコ

第三期は、エチオピア、セネガル、ロシア、インドネシア、オーストラリア、
中国、ドイツ、イタリア、オランダほか3カ国(残りの3か国はまだきまっていません)です。

A.5 2014年3月で第一期の12巻がそろいます。
第二期は、2014年夏からの刊行を予定しています。
2016年3月までに36巻すべてそろう計画です。

……以上、ブックデザインを担当された文平銀座・鈴木千佳子さんのイラストともに、
「よくある質問Q&A」をお送りしました。なにかの参考になったら幸いです。

こちらのパンフレットにも、情報がまとまっていますので、のぞいてみてくださいねー!

(編集部・小宮山)

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