銭天堂
銭天堂の女主人。年齢不詳。大きくふくよかな体つき。結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅、古銭柄 の赤紫色の着物が特徴。店におとずれる客の願いを察して、望みの駄菓子をすすめる。 屋台で出張販売したり、カプセルトイを使って支店を出すこともある。
銭天堂
紅子が飼っている真っ黒い猫。紅子とは言葉が通じる。とても賢く、客を銭天堂に導いたり、紅子が不在のとき留守をしたりする。巻末でときどき絵日記を披露している。
銭天堂
銭天堂の駄菓子が客に幸せをもたらすと、小びんに入った小銭がこの招き猫になる。店の地下にある工場で、お菓子づくりや箱の組み立てなどをして働く。
たたりめ堂
銭天堂をライバル視している少女。見た目は7歳くらいだが、しわがれた声をしている。真っ赤な彼岸花の絵が描かれた黒い着物、濃い紺色のおかっぱ髪が特徴。自身の店「たたりめ堂」の駄菓子で、客から悪意をすいとってエネルギーにしている。(登場巻:3巻~11巻)
天獄園
遊園地「天獄園」を経営する男。よどみに依頼されて、紅子に勝負を申し込む。(登場巻:7~8巻)
その他
自身の研究所で、銭天堂についての調査を命じる。その目的はいったい?(登場巻:12巻~20巻)
善福書店
吉凶通りに店をかまえる 善福書店の店主。 その名の通り善意の人で、客の幸せを願って「善い本」を売ることに一生懸命。
その他
善二の双子の兄。弟思いではあるが、善二とは正反対の性格をもつ。呪詛屋。
銭天堂
金色の招き猫と逆に、銭天堂の駄菓子が客に不幸をもたらしたり、客が後悔したりすると、生まれる。「たたりめ堂」のよどみは、この虫を虫かごに集め、邪悪な駄菓子の材料としているらしい。
その他
銭天堂に荷物を届ける。配達員は、黒い羽をぬいつけたマントをかぶった奇妙な身なりをしている。(登場巻:2巻)
その他
おもちゃやさん? 紅子がこの店から「カプセルトイ」を購入した。(登場巻:2巻)
その他
ゼリーのようにぷるぷるした体に目玉がついた、変幻自在の生きもの。わるさをするわけではないが、銭天堂にいつのまにかすみついては、ふえる。(登場巻:13巻本文~ 表紙では1巻からたびたび登場しています!探してみてね)