ともだち紹介

ペルーのウリーセス

2014/10/24

アンデス山脈のなかにある町、クスコ。
かつてインカ帝国の首都だった、歴史あるこの町に
11才のウリーセスが住んでいます。
きょうは、そんなウリーセスをご紹介します!

ウリーセスの暮らすクスコは、かつてインカ帝国の首都がだった町。
その美しい町並みは、世界遺産に登録されています。
郊外の先住民の村にはいまでも昔の風習がのこっていて、
ウリーセスは村の呪術師に将来を占ってもらっていました。
どんなことを言われたのでしょう。うーん、気になる…

ウリーセスは、いまはクスコに住んでいますが、
もともとはアマゾンの村で生まれ育ちました。
1年ほど前から、ウリーセスの学校の関係でクスコに越すことになり、
お父さんだけがアマゾンの村に残ったのです。

・・・

3ヶ月間もある夏休み(うらやましい!)、
ウリーセスたちはお父さんの住むアマゾンの村へ帰ります。

ふだんいるクスコでは寒くて泳げないので、楽しそうに泳ぐウリーセス。
おいしいくだものや、自然豊かなアマゾンの暮らしを存分にたのしんでいました。

動物や自然が大好きな、やんちゃで心やさしいウリーセスの暮らしがよくわかる
世界のともだち⑯『ペルー』は、好評発売中です!
本の中では、アマゾンでの暮らしや、黄色いパンツをはく(!)なんていう、
一風かわったペルーの年越しのようすなども紹介しています。
ぜひお手にとってごらんください!

ペルーってどんな国?

古代文明の遺跡がたくさん
マチュピチュやナスカの地上絵に代表される、
古代遺跡がたくさんあることで有名です。
日本からも毎年たくさんの旅行客がおとずれています。

ジャガイモの原産地
この本にも登場するように、
アンデスの高地には、いまでも先住民たちが伝統的な暮らしをしています。
かつてその先住民たちが栽培をはじめ、、今や世界中で食べられているのがジャガイモです。
ペルーでは数千種類のジャガイモが栽培されていて、
料理によって使い分けられているそうです。

鉱物資源と水産業がさかん
国内にはたくさんの鉱山があり、銀、銅、鉄鉱石など、
多種多様な鉱物がたくさん産出されています。
また、アンチョベータ(ペルーカタクチイワシ)などを中心とした漁業もさかんで、
世界有数の漁獲高を誇っています。

ペルー出身の有名人
マリオ・バルガス・リョサ(小説家。2010年ノーベル文学賞受賞)
アルベルト・フジモリ(元大統領)

(写真:鈴木智子 イラスト:鈴木千佳子 文:編集部 丸本)

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