ともだち紹介

タイのヌック

2014/10/10

タイの首都、バンコク。
大きなビルが立ちならぶこの町に、11才のヌックが住んでいます。
世界のともだち15巻めに登場するのは、笑顔がかわいいヌックです。
きょうはヌックの暮らしを紹介します!

ヌックのいちばん大切なものは、なんとスマートフォン!
朝起きたらスマートフォンで友だちのようすをチェックして、
ごはんを食べている間もメールチェックがかかせません。
なんだか最近の日本の風景とかなり近いものを感じますね。
一番の趣味は読書で、ズラリとならんだ漫画の中には
日本のものもちらほらありました。

ヌックが通う学校は私立の小学校で、中学校もいっしょになっています。
おどろくべきはその給食で、おかずやおかし、アイスやジュースなどの
屋台がたちならび、生徒たちは自由に選んで食べていいそうです。
そんなこと言われたら甘いものばかり食べてしまいそう…ですが、
みんなバランスよく選んでいたそうです。エラい!

12才の誕生日を迎えた日、ヌックは郊外の牧場に連れていってもらいました。
ふだんの生活にはない、自然いっぱいの風景に、たのしそうなヌック。
おおきなうきわみたいなモーターボートは、日本では見ない形ですね…

誕生日を郊外に出てリラックス、なんて、やっぱり都会っ子なヌック。
そんなヌックが主人公の、世界のともだち⑮『タイ』は、絶賛発売中です!
ヌックたちの笑顔を見ていると、こちらもあたたかい気持ちになりますよ~
ぜひお手にとってごらんください!

タイ タイってどんな国?

「ほほえみの国」
いつからか「ほほえみの国」と呼ばれるようになったタイ。
そのことばには、争いごとを嫌うタイの人々の国民性があらわれています。
たしかに、本の中に出てくるタイの人びとも、
みんな印象的なほほえみを浮かべていました。

水かけ祭り
毎年4月、タイは1年でもっとも気温の高い時期です。
タイの新年でもあるこの季節をお祝いする、ソンクラーンという
「水かけ祭り」がおこなわれます。
大人も子どもも水鉄砲で水をかけあうこのお祭、
本の中でもたっぷりと紹介しています。
これはぜひ参加してみたいお祭です。

仏教の国
国民の約94%が仏教徒というタイ。
男子は20才になると出家をして、一時的に僧侶になる慣習もあるそうです。
それゆえ、お坊さんは人びとからたいへんに敬われています。

タイ出身の有名人
プミポン国王(第9代タイ国王)
ブアカーオ・ポー・プラムック(ムエタイ選手。通称「ザ・パーフェクト」)
ウィスット・ポンニミット(漫画家。愛称は「タムくん」)

(写真:ERIC イラスト:鈴木千佳子 文:編集部 丸本)

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