映画作りは、創造力、表現力、コミュニケーション力が培われる総合学習に最適のイベントです。脚本を書く、配役を演じる、撮影する、編集録音作業、そして、上映会までの流れは、学習の基礎となる、読む、書く、聞く、話す、といった能力を養うことにもなります。第2巻は、映像を編み、仕立てる「編集」をマスター。映画の編集の歴史をやさしく解説、実際の編集で使われるテクニック、音と映像のあつかい方、最後に、上達するための作品の宣伝や上映会の仕方も紹介します。
映画作りを通して子どもたちは、大きく成長できます。昼間さんのワークショップに参加した私は、そのことを実感しました。この本を読んだ子どもたちのなかから、将来名監督が生まれたら、うれしいなあ。そんなことを考えながら作ってみました。