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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

ロボットとあおいことり

ロボットとあおいことり

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ロボットとあおいことり

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2008)
  • 日本図書館協会選定図書(2008)
対象年齢 3歳から
ジャンル 絵本 > 外国の絵本
サイズ(判型) 24cm×28cm
ページ数 25
ISBN 978-4-03-202700-6
NDC 726
発売日 2007年12月

定価:本体価格 1,400円+税

【偕成社在庫:なし】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

こわれてしまって胸が空っぽになったロボットと南の国へ渡りそびれた青い小鳥。ふりしきる雪の中で心と心がむすばれる愛の物語。

著者紹介

デイヴィッド・ルーカス

1966年生まれ。英国王立芸術学院(RCA)を卒業後、絵本作家として活躍している。文章と絵をともに手がけた初めての絵本『カクレンボ・ジャクソン』は、本国で「たちどころに古典となる作品」と絶賛され、アメリカのAmazon.comにおいて2004年のベスト・ピクチャーブックに選ばれた。他に『ナツメグとまほうのスプーン』『くじらのうた』『ロボットとあおいことり』などの作品がある。2008年には、英国のブックトラストにより、2000年以降にデビューした絵本作家の中からベスト・ニュー・イラストレーターズに選ばれた。

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なかがわちひろ

1958年生まれ。東京芸術大学卒業。児童書を中心に翻訳者として活躍するとともに、作家・画家として絵本や童話作品を手がけている。『かりんちゃんと十五人のおひなさま』で野間児童文芸賞、『天使のかいかた』で日本絵本賞読者賞、『どうぶつがすき』で日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞。文章を書いた絵本に『おたすけこびと』、作絵の絵本や童話に『のはらひめ』『きょうりゅうのたまご』、翻訳絵本に『ちいさなあなたへ』「せかいでいちばんつよい国」などがある。

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著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

働きづめに働いて心臓がこわれたロボットは、ゴミの山に捨てられてしまいました。胸がからっぽなのに話し相手もいません。むなしく月日が過ぎ、ロボットは赤く錆びていきました。すると雪の降りしきるある日のこと、南の国に渡りそびれた青い小鳥が飛んできます。

ふたりが心を寄せあうのは予想どおりですが、私が感心したのは、心のなかに誰かの存在が入ってくるときのようすが、まるでスローモーションの映像のように細やかに描かれていることでした。愛のはじまりの喜びはもちろん、ためらいや決意までも。ロボットの愛は受けいれられ、満たされ、ある意味では裏切られて、高みへと昇ってゆきます。大人と子どもがわかちあえる絵本で、その心のゆらぎをこれほど繊細な絵解きでみせた作品を私はほかにしりません。

いかにも、これは愛の絵本です。
そして、さまざまなかたちの愛の物語として読めるところがこの本の深さです。考えてみれば、この世には、ほんとうにいろんな愛があるではありませんか。

感心したことは、もうひとつあります。
こんなに大変な心理ドラマだというのに、ロボットの表情がはじめからおわりまで殆どかわらないのです。まるで光のあたりぐあいや微かな陰影で喜怒哀楽を演じわける能面のよう。なんてストイックなのでしょう。もっとも、あからさまな表情の変化がないからこそ、読み手はじぶんの思いを重ねてより強く受けとめるのかもしれませんね。

『カクレンボ・ジャクソン』から定期的なペースで4作目。いずれも愛らしくお洒落な絵に、音楽的な文章、古典の定石をふまえたストーリー展開。それだけでも魅力たっぷりですが、デイヴィッド・ルーカスは現代を生きる私たちの心のありようをひたと見つめて普遍的なおとぎ話に仕立てているようにおもいます。しかも一冊ごとに味わいが違うのです。つねに次作が待ち遠しい、たのしみな作家です。(なかがわ ちひろ)

ロボットとあおいことり
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