コミュニケーションボード 過去ログ

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121 お大事に
上橋菜穂子(作者) 2006/11/09 08:49
ともさん、お風邪とのこと。お大事になさってください。
『獣の奏者』は『大地の子エイラ』とは、ま〜ったく違います(^^;あの紹介、そんな風に読めました? ちょっとびっくりしました。人類学的な匂いのせいか、エイラのことを、よく比較に出されますが、私はエイラは、途中で読めなくなった人なので、その後のどこかに、似た展開があるのかもしれませんが。

122 ありがとうございました!
hira 2006/11/09 17:47
上橋先生、あたたかいおことばをありがとうございます。マーサさんの名前のことまでお答えいただけて、自分はなんて幸せ者なんだと思いました。
屋号のようなものだったんですね、「サマド」って。以前からの謎が解けました!
本当にありがとうございました。これからしばらくは、おとなしく、新刊の発売をお待ちしております。

123 お返事、ありがとうございました*
トリトリ 2006/11/09 20:02
上橋先生、質問に答えてくださりありがとうございました。好きな作者ができるなんて、私の中では初めての事なんですが、その上橋先生からお返事を頂けたなんて・・・と、むちゃくちゃ興奮してます。すみません幼稚で(^^;
戦闘シーンの迫力は、空想から生まれたものなんですね。楽しんでいらしているとはビックリでした**
『天と地・・・』でも、戦闘シーンがあるといいな・・・なんて考えながら、発売をじっくり待とうと思います。ありがとうございました!

124 恐縮です
のぶ 2006/11/09 21:40
上橋さん、2度目なのに、質問に答えていただきありがとうございます。
本当にお忙しい毎日なんですね。相手をしてもらってうれしくて、つい、でした。
我ながら大人気なく、反省しております。
どうかお体に気をつけて、といいたいのですが、忙しさというのは自分の意志では
どうにもコントロールできないので、どうか大過なく過ごされるよう祈るばかりです。
上橋さんのお酒は陽気そうでいいですね。私はすぐ寝てしまいます…。
『ブラックブッシュ』はおぼえておきます。
あと、今の上橋さんに寄り添えそうな歌の言葉を少し。
自作ではありませんが。

そして夜が明けたら また生きてくために 暮らしを背負って 歩き出す
疲れた体 次第に何も 聞こえなくなる 感じなくなる
だけど
どんなに遠くても たどり着いてみせる 石のような孤独を道連れに
空とこの道 出会う場所へ
(浜田省吾 「家路」)

125 お返事ありがとうございます
ちぃ 2006/11/09 22:40
ちっこいバルサとタンダがトロガイ師に頭をはたかれつつ、文字を一生懸命練習している光景が頭にうかんで、思わずにやにやしてしまいました。
なるほど、新ヨゴは日本がモデル、とのことだったので奈良・飛鳥期のような古代日本を思い浮かべていたのですが、もっと成熟した社会なのですね。寺子屋みたいなものがある、と聞いて頭のなかを妄想がかけめぐりました。きっとシュガはその辺で見いだされたのだ!とか(笑)
では、改めて「天と地の守り人」を楽しみにしています!

126 ありがとうございました
TA 2006/11/09 23:28
お答えありがとうございました。

やはり藤沢周平氏の小説はいいですよね。
人に対する暖かみがあります。
アニメ楽しみにしています。
お体に気をつけてください。

127 キャラクターの誕生について
2006/11/10 11:29
はじめまして。結です。
先週のトークショーに参加させて頂きました。
本当に、いろいろとためになる話をありがとうございました。
突然ですが、上橋さんに質問です。
トークショーの中でバルサとチャグムは、映画の予告編を見ているときに生まれた、とおっしゃっていましたよね。
その時に気になったのですが、タンダやトロガイ、シュガ、狩人などのキャラクターはどのような時に生まれたのですか?気になるのでぜひ教えてください!
 最後になりましたが、精霊の守り人を初めて読んだのが小学生のころでいしたが、今では高校生になりました。
とても、好きな話なので、守り人が終わってしまうのは少し残念です。
けれど、新刊、アニメともに楽しみにしています!!
がんばってください!!

128 始めまして!
Kei 2006/11/10 20:45
上橋先生、始めましてです。
私は小6の時に『精霊の守り人』を読んでこの話に夢中になりました。今も読むたび夢中になります。しかも新刊が!!(きゃー)もう早く読みたくてうずうずしています!!

『精霊の守り人』から読み返してみます♪そしてどっぷりと<守り人>と<旅人>の世界につかって・・・(笑)

これからもお体に気をつけてがんばってください。

129 似てるというのは…
のぶ 2006/11/10 21:28
>ともさん
「獣の奏者」のあらすじから「エイラ」を連想されたのは、少女が孤児になって、
本来所属するのとは違う部族なり個人に養われる、というあたりでしょうか?
そういう自分も「エイラ」は未読、あらすじからの類推です。

130 すみません・・・
とも 2006/11/10 23:41
「守り人」のコミュニケーションボードに「獣の奏者」のことを書き込むのは気が引けるのですが・・・。のぶさんのおっしゃった部分も一理ありますね。このことは本当に本当にふっと思い出しただけなので、上橋先生をびっくりさせるような意図は全然なかったのです。先生もおっしゃられていますように「エイラ」とはまったく関係がないので、誤解のないようにお願いいたします。本当にごめんなさい!

131 今、とてもはまっています!
はまと 2006/11/11 00:49
はじめまして。30代の奈良在住の者です。恥ずかしながら、先日「守人シリーズ」を初めて知りました。軽装版を書店で手に取り、読み始めて今とてもはまってます!軽装版のあとがきで上橋先生もおっしゃってますが、まさに「より多くの人に(いろんな年齢層の方に?)手に取って頂ければ・・・」という趣旨にピタリとはまりファンになったという感じです。こうゆう出会いは有難いですね。なかなか大人になると児童書を知る機会はありませんから(周りにお子様がおられる方は別ですが・・・)。
ところで「軽装版 守人シリーズ」と画面上部に書かれてありますが、「闇の守人」以降の巻も軽装版として順次発刊して頂けるのでしょうか?本の帯裏等にも以降を思わせる文言がなかったので、どうなのだろう?とちょっぴり不安に思っております。。もし発売して頂けるなら刊行はいつ頃でしょう?できましたらどなたかお教え頂ければ幸いです。
立冬を過ぎて寒くなってきましたね。皆様どうぞお互いに体に気をつけて、乗り切って参りましょう!

132 ともさんへ
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/11 00:58
ともさん、どうぞお気になさらず! 担当編集さんも『エイラ』を読んでいないことが判明しましたので(^^;、むしろ、実際に『獣の奏者』を読んでいただくことがあったら、その後に、どういう感想をもたれたか、教えていただければうれしいです。お風邪の具合、いかがですか? えらい流行ってますんで、お大切に。

133 ご質問の件
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/11 01:03
質問をしてくださった皆さんへ

ご質問をどうもありがとうございました! 熱い思いを書き込んでいただいて、本当にうれしいです。
いまちょっと仕事に追われております。その上、明日は早朝に家を出て岡山へ講演に行き、日帰りしなくてはならない状況なもので、ご質問にお応えする余裕がありません。ご質問にお応えするのって、けっこう、熟考を要するもので、日曜日までお待たせしてしまうことになりそうです。ごめんなさいね。
それではでは!

134 楽しみです。
みかりん 2006/11/11 01:25
上橋先生、初めまして
書評に導かれ、守り人シリーズと出会い、すっかり魅了されたものです。最初、児童文学の主人公が大人の女性なんて?、と思ったのですが、すぐにバルサのファンに、バルサの年齢が私と近かったせいかもしれませんが(笑)
若いころはどっぷりファンタジーに浸かっていたものの子育てしているうちに忘却の彼方でした。しばらく離れているうちに上橋先生をはじめ、素敵な書き手が何人も現れたことを知り、離れていた時間が恨めしいです。ゆっくり読書する時間もなかなか取れませんが、今度の新刊は発売されたらすぐに読むつもりでいます。今からとても楽しみ!
でも、シリーズはこれで完結してしまうのでしょうか?
物語はいつか終わりが来るものと知っていても、やはり寂しいです。別の作品も出版されるとのこと、こちらも楽しみにしております。私は先生とほぼ同年代。最近疲れがすぐに回復できなくなっています。一緒にしては失礼ですが、大変お忙しいご様子、くれぐれもお体を大切にしてください。

135 あの・・質問です
時雨 2006/11/11 10:34
『闇の守り人』に、ユグロ・ムサでしたっけ?いましたよね。最後に、魂が抜けちゃったみたいなことになりましたけど、その後どうなってしまったのか、
本に書いてなくて気になりました。どうなったのでしょうか?

136 私にとっての「守り人シリーズ」 その6
バランティーリ 2006/11/11 11:08
<その6>

表現の芸術というのは、ハリウッド映画もしくは日本の時代劇に代表されるようにエンターテイメントであり、興行であり、商売です。ですから「敵がいて、主人公がやっつける」ことで、見ている人を楽しませる義務が生じます。

そういう意味で映像の芸術はまだまだ男性的な力の顕現が多く見られ、女性の感性の進出が叶わない分野だと思っています。

価値観の多様性にともなって、さまざまな表現を提供できるアニメーションには、女性的な感性の表現、エンターテイメントとしての面白さを離れた物語の価値を十分に表現できる土壌だと、私は思います。

ですから是非、アニメージョンの監督さんとは

「私はこんなバルサは容認できません」

と喧嘩していただいて、監督さんにも意見もたくさん出して頂いて、男性と女性の感性が融合した、いいアニメーションにして頂きたいと切に願う次第です。
長くなりましたが、この書き込みが少しでも上橋先生のお目に留まれば望外の喜びです。

末筆ながら「天と地の守り人」どうぞ頑張ってください。

<終わり>

137 私にとっての「守り人シリーズ」 その5
バランティーリ 2006/11/11 11:08
<続き その5>

私も近年父を亡くしておりますので、バルサがジグロを追うように、自分の気持ちを辿っていく姿には、私自身を重ねるところがあります。
そのバルサが、ジグロと同じことをやろうとしている姿にも、齢30を超えた自分を重ね合わせる部分があります。

特に現代人はそうだと思いますが、30歳というのは、大人になりきれず、子供でもない、そういう年頃だと思いますので、自分の身一つを保つのが精一杯なところ(バルサやタンダはそんな軟弱じゃないと思いますが)他人の人生を背負ってしまおうとするバルサやタンダの姿には、自分を重ねて、そうした人間の人生の軌跡を物語として感じさせてくれる守り人シリーズは、私のファンタジーを十分に満たしてくれるお話です。

上橋先生には日々、お忙しいと伺っております。どうぞこれからもお体ご自愛あって、守り人シリーズを完結に導いて頂きたいと思います。

物語は始まりがあって、終わりがなければいけません。
ですから私は「続けて欲しい」ということは、望んでいないのです。

<その6へ続きます>

138 私にとっての「守り人シリーズ」 その4
バランティーリ 2006/11/11 11:09
<続き その4>

愛せばその人は死の岸の果てに去り、ささやかに望む事は何もかなわず、平和が奪いさられ、あるいは自ら捨てて、憎しみにかられて敵を殺し、大義の為に戦い、民の為に戦をおこし、誰からも理解されず、裏切りがあり、友があり、かつての愛と同じようにまた誰かを愛し、大地は血の朱に染まり、その大地には涙の雨が降り、悲しみは押し流され、戦いはやまず、戦わなくてはならず、人は死に、時は流れ、人はまた生まれ、日が昇り、日は沈み、その日はまた昇って。

それでも歩いていく人間の強さがある。

物語のエンターテイメント性として武術(格闘シーン)があるのは理解できます。原作の中では戦うということも、私が求める人生の軌跡の描写としてバルサの人生の一部になっています。

それを、アニメーションがしばしばやってしまう気持ちの描写を無視してしまうような、原作に描かれたしみるような悲しさと、そこから出てくる人間同士のつながりを、どう表現してくれるか、私はとても心配でもあり期待するところでもあります。

<その5へ続きます>

139 私にとっての「守り人シリーズ」 その3
バランティーリ 2006/11/11 11:10
<続き その3>

異世界を描くファンタジーに私が求めるのは、こうした気質です。
先生の守り人シリーズには、この気質が…異世界を描くことで人間の魂を描くファンタジーの表現力があると、私は思います。

バルサがいて、チャグムがいて、彼らがたどってきた人生の軌跡が、異世界の物語の中にある。ジグロがいて、タンダがいて、トロガイがいて、シュガがいて、みんながそれぞれの人生の中で心を通わせている気持ちが確かにある。ヨゴの帝やログサムやユグロ・ムサ、シハナがいて、彼らの人生がバルサたちの人生とぶつかっている。

善と悪ではない。人生のぶつかり合いが、彼らの争いとなり、そのまま生きた証となっている。

<その4へ続きます>

140 私にとっての「守り人シリーズ」 その2
バランティーリ 2006/11/11 11:11
<その2>

ファンタジーは、上等のこね粉で出来た甘いお菓子のように、穢れのない平和な世界や人間を描いてはいけないと思います。ファンタジーは現実から遊離しているからこそ、容赦なく世の悲惨を描かなくてはならない。

ファンタジーは邪悪でない人間を書いてはいけないし、悪人のいない世界など書いてはいけない。

人間は子供のときから、生まれたときから、悲しい事や辛いことに遭遇します。それが個人のアイデンティティーの形成につながるのであり、その人の思い出につながるのであり、悲惨の中に喜びや安らぎや、幸せを見つけられることが、その人の生きた軌跡になるのだと思います。

<その3へ続きます>

141 私にとっての「守り人シリーズ」 その1
バランティーリ 2006/11/11 11:12
<その1>

ファンタジーは自律性をもった何かであると河合隼雄氏は言っています。(たぶんそうだと思います)。人間の空想に過ぎないものがある力を得て、空想した人間に逆に影響を与えるものであると。その力は先に述べた異常性を伴って、どこからかやってくるものであると。「どこから」というのは、人間の魂の中かもしれないし、異界の霊威その他に代表される何事かであるかもしれない。

異界と日常が一瞬交差するなかに、人間の魂が浮き彫りになるのが、ファンタジーであると。

ですからファンタジーは使い方を誤ると、現実から遊離したお話でよかったですね、と終わってしまうので、ファンタジーというのは単に面白いだけではいけないと思います。残念ながら昨今の若い人が触れる週刊誌の漫画や若年層向けの文庫本には、「先に作家さんの頭の中で出来上がってしまったファンタジー的設定に物語自体が振りまわされて終わってしまう」お話が、散見されるように思います。

<その2へ続きます>

142 私にとっての「守り人シリーズ」 その0
バランティーリ 2006/11/11 11:13
<その0>

それがファンタジーを使った作品の真髄と申しますか、意味だと思っています。入り込んでくる異常性が超自然的であるという意味において、ファンタジーは現実から遊離しています。現実味がないということです。

準世界の創造は「ファンタジーを使う」のではなく、元からすべてが架空という意味において「100%ファンタジーである」と言えるでしょう。

そのようにして、現代日本社会や世界とは異なる異世界を描き、その異世界で、異世界なりの人々の生き方を活き活きと描き出すことが出来れば、それは鏡のようにして現代の人間の生きる気持ちを浮き彫りにすることが出来ると私は思います。

人間を浮き彫りにすることで、現代社会を生きている人々の心を浮き彫りにすることもできるのじゃないか。異世界だろうと現代だろうと物語の元は「同じ人間」であるから。

それがファンタジーの可能性であり、すべてのファンタジーを使う作家さんたちの願いではないかと思います。

<その1へ続きます>

143 私にとっての「守り人シリーズ」 その-1
バランティーリ 2006/11/11 11:14
昔から、守り人シリーズを読ませて頂いております。
上橋先生に直接読んでいただける場所があると、今回のテレビアニメ化を機に知りました。

ファンレターを書くような性分でないこともあり、私にとっての守り人シリーズが、私のファンタジー観の中でどのような位置を占めているのか、まとめる機会がなかったので、この機にこちらへ書かせて頂こうと思いました。

ファンタジーとは、日常に入り込んでくる異常性と思われます。それが霊であったり魔法であったり、神威であったりします。その一瞬の異常性が、日常を生きている人間(登場人物)の魂の原風景を、人の気持ちの表れを、表現する。

<その0へ続きます>

144 こんばんは。
倖織 2006/11/11 17:56
こんばんは、倖織と言います。
今、お仕事が大変なようで……お疲れ様です。どうか、是非とも無理なさらないでくださいね。
質問なのですが(というより、上橋先生にするべきなのかどうかも怪しいですが)先日渋谷で行われたトークショーみたいなものは、もうこの先開催される予定はないのでしょうか?
この前のトークショーは学校行事と日程が重なってしまい、行きたかったのに行けなかったのです。
実際に行かれた方々の話を聞いていると、会は楽しかったみたいなのでもしも次の機会があれば是非行ってみたいです。
では、この辺で。

145 ありがとうございました。
とも 2006/11/11 19:45
上橋先生、いろいろお気遣いいただき、本当にありがとうございました。新刊がでましたら、何らかの形で感想をお寄せしたいなーと思っております。先生も体調には気をつけてくださいね!私はすっかり良くなりました!

146 ごあいさつ
のぶ 2006/11/12 19:39
>とも さん
私の書き込みは世間話みたいな気だったのですが、恐縮させてしまいまいすみません。上橋さんの本の刊行が立て込んでいるので、守り人以外の話題も多少は出て当然と、個人的には思いますよ。
>倖織 さん
上橋さんが今後出られるイベントの予定についてはこのスペシャルページの関連情報のところに載ってますよー。
そこにあります関連サイト
夢見る魂の語り部 上橋菜穂子FANサイト と、
守り人の洞窟
にもイベント情報が載ってます。
今後、11月27日、12月9日、10日と、上橋さんが出られるイベントが続きます。
本当に上橋さんのお体が心配になってしまいますが…。
どうかそちらの情報を参考になさって下さいね。
関係者ではないのですが、わかることについて、書き込ませていただきました。

147 お返事遅くなってごめんなさい
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/12 20:14
質問をしてくださった皆さん、お返事が遅くなってごめんなさい。
のぶさん、お気遣いいただき、本当にどうもありがとうございました(^^;今月は複数の版元から本が出るものですから、それぞれの編集者さんたちが、イベントの企画をしてくださったもので、「イベントわっしょい!」状態になってしまいましたが、まあ、これほど重なることは、今後はまずないと思っております。
さて、まず結さん、ご質問どうもありがとうございました。トークショーに来てくださったのですね。キャラクターがいつ、心の中に登場したか。『精霊の守り人』の場合、これは、話の順序通りに生まれてきました。トロガイは、二ノ妃が文を送った相手として脳裏に浮かび、タンダは、橋の下のトーヤの家で、バルサがタンダのことを思った瞬間に生まれ……という具合です。不思議なものですが、彼らは生まれ落ちた瞬間から、まるで、別世界から生きている人間を呼び出してしまったようなリアルさで私の中に生きています。

148 はまとさん&みかりんさん
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/12 20:24
はまとさん、みかりんさん、温かい書き込みと、ご質問をどうもありがとうございました。はまとさん、これから他の巻も軽装版として刊行されるか、というご質問ですが、申しわけありませんが、これは作者がお答えできることではないのです。版元が計画することですので。もしかすると、版元のどなたかがお返事に飛び入りするかもしれませんが、現在のところは不明ということで、お許しください。
みかりんさん、『守り人』シリーズの大きな物語の流れとしては、これから出版される『天と地の守り人』三巻で一応幕を下ろそうと思っております。ただ、物語が降って来るようなことがあれば、番外編のようなものや、枝ストーリーのようなものは、書くかもしれません。

149 時雨さんへ
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/12 20:30
時雨さん、ご質問どうもありがとうございました。
ユグロがあの後どうなったか気になっている方、多いかもしれませんね。でも、物語は「出版されたもの」がすべてで、作者は、どこまで語り、どういう風に物語を閉じるか、考えて考えて考え抜いて、ひとつの物語を描き、閉じています。ですから、そこで書いていない「未来」については、作者は、「本」以外の場で語るべきではないと思うんです。というわけで、このご質問には、お答えできません。ごめんなさいね。

150 keiさんとバランティーリさんへ
上橋菜穂子(原作者) 2006/11/12 20:32
Keiさん、バランティーリさん、温かい書き込みをどうもありがとうございました。拙著を読んで、様々なことを感じてくださったこと、本当にうれしいです。これからも、楽しんでいただければ幸いです。
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