編集部より

「ちらっと紹介!」の記事もきょうで6つめ。
今回も、巻を横断しながら、なかみをちょこっとずつご紹介します!

「世界のともだち」では、子どもたちひとりひとりの生活に密着していますが
読んでいると、まちのようすにも目がとまります。
日本では最近はスーパーがあるので、八百屋さんや魚屋さんなどで食材を買ったり、
市場へ出かけるなんてことも少なくなりましたが、
「世界のともだち」ではそんな風景が見られる国もたくさん登場します。

たとえば、『バングラデシュ』では、ガンジス川でとれた魚を売る魚屋さんや、
天秤で(!)量り売りをする八百屋さんなどなど、活気あるまちのようすが紹介されています。

ずらりとならんだこのお兄さんたちは、三輪の「リキシャ」の運転手。
リキシャは、短い距離専門のタクシーのことで、日本語の「人力車」が語源みたいです。
男くさいかんじでかっこいいですね。

バングラデシュのおとなり、『ネパール』でも、市場のようすが登場します。

大きな野菜市場があることで有名な、バネパのまちです。
歩きながら時計を売るおじさんがいたり、くだもののリヤカー屋台があったりと、
読んでいるそばからみんなの声が聞こえてきそうな風景です。
市場で買う野菜はおいしそうですね!

ところかわって『フランス』では、ゆたかな食生活があらわれているこんなページが。

フランスはなんと食料自給率が約120%!
約40%の日本とくらべると、いかにゆたかであるかわかります。
そんなフランスのまちは、まぶしいほどにおいしそうな食べものでいっぱいです。
「トムとジェリー」に出てきそうな、三角のチーズも売ってました。

こうしてみると、国によってそれぞれ違いはありますが、
お店のひとと会話しながら食材をそろえていくゆたかな時間や、
活気あるまちのようすが伝わってきます。
ぜひ本を手にとって、いろいろなまちのようすを見てみてください!

 

(編集部・丸本)

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