編集部より

バタナーとバレンタインデー

2014/02/17

こんにちは。編集部の秋重です。
先週の金曜日のバレンタインデー、なんかあったような……と
ずっと気になっていたのですが、思い出しました!

5巻目、『モンゴル』のバタナーのバレンタインデーについて
紹介しようとおもっていたのでした!

というわけで、やや遅ればせながら、バタナーのバレンタインデーです。
モンゴルでバレンタインのお祝いをするようになったのは
ここ15年くらいのことのようです。
西洋からやってきた文化ですね。
モンゴルでは、おもに男の子から女の子へ思いを伝える日だそうです。

バタナーのバレンタインは、意外なかたちでやってきました。
それは……

学校の授業です。
授業でバレンタイン……ちょっとよくわからないですよね。
私もはじめはよくわかりませんでした……

ある日の国語の授業、みんなには宿題がありました。
それは「好きな人に手紙をかいてくる」こと。
バレンタインデーにちなんだ授業で、みんなの前でその手紙を発表するのです。
(お手紙の相手はもとより、クラスメイト全員の前で!)

バタナーもすこし緊張気味。

お手紙を読んだら、相手の子とハグをします。
まず先生から、ハグのやりかたのレクチャーが。だいじなことです。

クラスいちのイケメンくんが手紙を読みます。びしっとしてますね。

でもやっぱりはずかしい……

はずかしすぎて、ふざけ半分になってしまう子もいたそうですが、
はっきりちゃんと読まないと相手に失礼、と先生はきびしく注意します。

ある女の子が書いたお手紙。
どんなことが書いてあるのでしょう。気になります。

さて、いよいよバタナーの順番がやってきました。
バタナーがお手紙をわたした相手は……

なんと、担任の先生でした!

これにはさすがの先生もびっくり。
動揺をかくせないようす。
バタナーの思い、ちゃんと伝わったでしょうか……。

ちょっと衝撃をうけた授業でした。
『モンゴル 草原でくらすバタナー』では、この授業のことも
くわしく紹介しています。
ぜひごらんくださいー!

(写真・清水哲朗 文・編集部 秋重 )

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