編集部より

さて、今回は世界の食卓!ということで、
「世界のともだち」にでてくる家族の食卓風景と、食事の一部を紹介します。
地域密着型、家庭に入り込んで撮影するこの本では
「食での海外旅行だったら何カ国もいったことがあるぞ!」
という方でもあっと驚くような、未知の料理もたくさん出てくるのでは、と思います。

まず冒頭でご紹介したのが、7巻目『ネパール』(2月上旬刊行)のアヌスカ家族の朝ご飯風景。
食べものはもちろん、このような食卓風景もみられるのがこの本の醍醐味です。
床に座って食べているステンレスのお皿にのった食べもの、その正体はこちら!

ダルバートと呼ばれる料理です。
ダル=豆、バート=米、という意味で、ごはんに豆のスープをかけ、
スパイスのきいた野菜いためやピクルスといっしょに食べます。
ネパールでよく食べられるごはんなのだそうです。
栄養たっぷりでおいしそうですね!

つづいてこちらは8巻『ケニア』(2月上旬刊行)のアティエノ家族の食卓と食べもの。
外に”ござ”をしいての食事です。
ピクニックみたいで楽しそう!なんて思っちゃいますが、
これがアティエノのいつもの食事のスタイルです。
真ん中に、何やらみなれないパンのようなものがおいてありますね。
いったいなんでしょうか?

これは、ケニアの主食、「ウガリ」。
トウモロコシの粉などをお湯で練ったもので、
ウガリ作りは家でも力のいる仕事のひとつだそうです。
ウガリ自体に味はありませんが、
もちもちした食感で、スープやほかのおかずと食べるんだとか。
これは食べてみないと想像がつかない!(がんばったら作れるのかしら…?)

などなど、ここでは紹介しきれませんが、
シリーズの各巻には必ず食事のページがあるので、
「食」というキーワードでも楽しめますよ!

(販売部・宮沢)

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