前回に引き続き、ページをめくりながら、
「世界のともだち」シリーズの見どころをお伝えします！

全巻をとおしてよく登場するのが、
クラスメイトや家族との集合写真。
じっくり眺めてみると、これがまたおもしろいんです。

しかめっ面をしていたり（緊張してるのかしら）、
カメラから目をそらしてすました顔をしていたり、
ふざけて友だちにちょっかいをだしていたり、などなど。
このページを見ただけで、子どもたちに会った気になれるくらい、
それぞれの個性がとってもよくあらわれています。
（小学校のとき、こんなやついたよな～なんて思い出すのもたのしいです）

この写真は見開きのページですが、いろいろなページで集合写真は登場します。
僕のお気に入りは、４巻目『フィンランド』のカオリ一家の集合写真です。

このページの…

これ！
うまくことばにはできないんですが、
色味とか雰囲気とか、たまらんです。
ぜひ、みなさんもお気に入りの写真を探してみてください！

それから、「世界のともだち」のやわらかい雰囲気を支えているのが、
デザイナーさんのかわいいイラストたち。
こんなページもあるんですよ〜。

こうした地図や図があるととてもわかりやすいので、
子どもたちの暮らしをよりたのしく知ることができますね。
（それにしてもピョンジュンの家、でかいな…）

「世界のともだち」を読んでいると、写真だからこそ
グッとくるものってあるな～と、あらためて感じさせられます。
世界の子どもたちの生活を知っていくうちに
しぜんと自分たちの暮らしについて考えたりしてしまうのも、
このシリーズの大きな魅力のひとつかもしれません。

ぜひ、お手にとって眺めてみてください！
子どもだけでなく、おとなにとっても、
きっと手元に置いておきたくなる本だと思いますよ。

（編集部・丸本）