「へんてこもりのはなし」シリーズ8年ぶりの新刊!

へんてこもりのまるぼつぼ表紙『へんてこもりのまるぼつぼ』たかどのほうこ=作・絵

へんてこもりのはなし」をご存知ですか? 1995年刊行の第1巻目『へんてこもりにいこうよ』から根強い人気を誇り、本作が5巻目となる息のながいこちらのシリーズ。今回は新刊の紹介の前に、初めてこの本を知った!という方のために、短い「へんてこもりのはなし」の紹介からはじめます。

へんてこもり」というのはそらいろ幼稚園の裏にある、小さな森のことです。ヘンタ・コスタさんという外国の方がつくった森なので、省略されてこのような名前で呼ばれているのですが、そらいろ幼稚園の仲よし4人組はこの森で、いつも"へんてこ"な体験をします。

たとえば、4人がはじめてへんてこもりで友だちになった「まる」は、しりとりをして遊んでいるときに、答えにつまったブンタが思わず答えたでたらめの動物の名前。「そんなどうぶつ、いないぞ!」と口々にいうほかの3人の前に、「おいおい、きみたち!」と現れたのが、黄色いやかんのような形をした「まるぼ」だったのです。その他にも、ノンコとケケコがしりもちをついて「いたっ!」「あたっ!」と叫んだときにあらわれた、「イタアタもち」などなど…4人が名づけ親になり(?)次々へんてこな生きものたちと出会います。「ことば」がキーワードになっているへんてこもりです!

さて、『へんてこもりのまるぼつぼ』はこのシリーズ、8年ぶりとなる新刊です! いつものようにへんてこもりに遊びにきた4人組は、まるぼに誘われて「ことばぐさ」を探しにでかけることに。たくさんの種類があるこの草は、食べると草の名前どおりの効果があらわれるそうなのです。ところが、草を探しているところへ、まるぼの似せものが登場! へんてこもりは大騒ぎになります。さて、その正体はいったい誰なのでしょう?

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へんてこもりのまるぼつぼ_見開き

 

著者紹介
たかどのほうこ:1955年、函館市に生まれる。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)・『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で、路傍の石幼少年文学賞を、『十一月の扉』(リブリオ出版)、『おともださにナリマ小』(フレーベル館)で産経児童出版文化賞を『わたしたちの帽子』で赤い鳥文学賞・小学館出版文化賞をそれぞれ受賞。その他の作品に『すてきなルーちゃん』『トランプおじさんとペロンジのなぞ』『お皿のボタン』(偕成社)、「つんつくせんせい」シリーズ、『紳士とオバケ氏』(フレーベル館)、『まあちゃんのながいかみ』『ねこが見た話』(福音館書店)、「ゆかいなさんにんきょうだい」シリーズ(アリス館)、『ピピンとトムトム』(理論社)などがある。札幌市在住。