星野富弘〈花の詩画集〉最新作『足で歩いた頃のこと』

足で歩いた頃のこと

〈花の詩画集〉足で歩いた頃のこと(星野富弘 著)


 筆を口にくわえて花を描く、星野富弘さんの花の詩画集、7年ぶりの新刊です。

 星野さんは、若かりし頃、体育教師として指導していた中学校のクラブ活動中の事故で、頚椎を損傷し、首から下の自由を失います。入院当初は無気力になり、自暴自棄となっていた星野さんですが、周りの方の助けや励ましもあり、少しずつ穏やかな心をとりもどしていきます。
 そしてある日、入院中に口に筆をくわえて、文字を書いたのをきっかけに、やがて花の絵を描くようになり、花に自作の詩画をつけるようになります。生きることのよろこびや、優しさを表現したは全国の人々に感動を与え、詩画集はベストセラーに。以来、全国で詩画展が開催され、「花の詩画集」はこれまでに6作品が刊行されています。

 最新作『足で歩いた頃のこと』は星野さんの最近の詩画作品63点、エッセイ16編を収録しています。また、新刊の発売を記念し、6月2日からは、銀座・教文館で原画展が開催されています。『足で歩いた頃のこと』を中心の展示です。こちらもぜひ足をお運びください。

会期: 2017年6月2日(金)~ 2017年6月18日(日)まで
時間: 10時~19時(ご入場は閉場の30分前まで)※最終日17時まで
場所: 教文館9階ウェンライトホール
主催: 銀座・星野富弘花の詩画展を開く会 /共催:教文館 ほか
備考: 第2会場の3階・ギャラリーステラにて書籍やポストカードなどのグッズを販売。

足で歩いた頃のこと見開き


著者紹介
作:星野富弘
1946年、群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)に生まれる。群馬大学教育学部卒業後、中学校教諭になるが、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷、手足の自由を失う。
入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。1979年、前橋で最初の作品展を開催。以後、国内外で「花の詩画展」を開く。1991年、村立・富弘美術館が開館。2005年、新・富弘美術館開館。入館者が五百万人を突破。2006年、群馬県名誉県民として顕彰される。2010年、富弘美術館開館二十周年。現在も詩画や随筆の創作を続けながら、全国で「花の詩画展」を開いている。著書に『新版 愛、深き淵より。』『新編 風の旅』『風の詩』『銀色のあしあと』『たった一度の人生だから』(日野原重明氏との対談)『かぎりなくやさしい花々』『鈴の鳴る道』『速さのちがう時計』『あなたの手のひら』『花よりも小さく』『山の向こうの美術館』など。