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「おれたち、ともだち!」絵本 10
ともだちごっこ

ともだちごっこ
ともだちごっこ

作:内田麟太郎
絵:降矢なな

「明日からキツネくんはあたしだけのともだち!」それって何だかヘンだよね。ワガママ女の子テンの登場にキツネ、嵐の予感です!

サイズ(判型)
25cm×21cm
ページ数
32ページ
発売日
2010年 03月
ISBN
978-4-03-232360-3
Cコード
C8793
NDC
726

定価: ¥1,080

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メッセージ・感想

著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

「おれたちともだち」シリーズも、ついに第10巻を迎えました。
「これも、ひとえに、むにゃ、むにゃ、むにゃ、で…アリマス」
 もちろん、むろん、いうまでもなく、第10巻にふさわしく、ついに美少女が登場します。と申しましても白雪姫や家具屋姫ではありません。キツネやオオカミにふさわしくテンのお嬢ちゃんです。
 このお嬢ちゃんの吹く笛の音に、キツネがついふらふらと…。まあ、早い話がオオカミとの約束を破り。いけませんねぇ。それでどうなったか。
「教えるはずがないでしょ。買ってくださいよ。お客さん」
「だめ。どうしても聞きたい。どうしても。それじゃ、ちょっとだけですよ。ついにオオカミがキツネのほおを、ばちーんと叩いたんです」
 あら、あら、お客さん、涙ぐんじゃったよ。
「おまえがいけないんだよ、オオカミ。なに、そうじゃない。約束を破ったキツネのほうが」
 オオカミが、すっかりすねております。

 まあ、それはともかく。噂によれば「おれたちともだち」シリーズも、これで終わりと聞いております。そりゃ、そうでしょ。オオカミがキツネのほおを思いっきり叩いたんですから。ばちーん、ばちーん、と。
 噂ですよ。あくまでも、ウ・ワ・サ。
 でも、いうでしょ。火のないところに煙は立たない。
「なに? つぎの第11巻は、タヌキの五人兄弟が…出てくる。しってたの? お客さん。意地悪だなぁ」
「降矢ななの絵が、どしたの? えっ、なんていったの。声が小さすぎて聞こえないよ。もっと、でっかい声でいって。」
「…こんどのも、まことに、はじけている」
「なーんだ、読んでるじゃない。お客さん、目が高いねぇ。どこから来たの? えっ、春の小川」
 メダカさんのようでございます。(内田麟太郎)

 

内田麟太郎

内田麟太郎

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』で絵本にっぽん賞受賞、『がたごとがたごと』『すやすやタヌキがねていたら』で日本絵本賞受賞、『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞受賞。詩集『ぼくたちはな く』で三越左千夫少年詩賞受賞。ほかの主な作品は「ワニぼう」シリーズ、『十二支のおはなし』、「おれたち、ともだち!」シリーズなど多数。

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降矢なな

降矢なな

1961年東京生まれ。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。和洋両方の味を合わせ持った独特の画風。主な作品に『めっきら もっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』『おっきょちゃんとかっぱ』『まゆとりゅう』『いそっぷのおはなし』、「おれたち、ともだち!」シリーズなど多数。

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