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ちか100かいだてのいえ

ちか100かいだてのいえ
ちか100かいだてのいえ

作:いわいとしお

地面の下の、ふしぎないえ。地球のなかにはなにがある? こんどは地下へ! 縦に開いて大迫力の『100かいだてのいえ』シリーズ第2弾。

サイズ(判型)
22cm×31cm
ページ数
32ページ
発売日
2009年 11月
ISBN
978-4-03-331660-4
Cコード
C8793
NDC
726

定価: ¥1,296

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メッセージ・感想

著者より

★刊行時に寄せられたメッセージです

 昨年5月に『100かいだてのいえ』が刊行されてからのこの1年半は夢のような日々でした。僕にとっては、おそるおそる出した初めての大型絵本。それがなんと発売後1週間で増刷が決まり、担当編集さんと手を取り合って喜んでいたところ、その後毎月のように増刷の話が来て、あれよあれよという間に累計20 万部を突破。昨年の人気絵本のランキングの上位にも何度も並ぶことになりました。聞けば、本屋さんの店頭で子どもたちが自ら気に入って親に買ってもらうケースが多いのだそう。僕自身が好きなものを思いっきりたくさん詰め込んで描いた絵本が、こうして広く子どもたちに支持されたことは本当に幸せです。

 そして、いよいよその『100かいだてのいえ』シリーズ第2弾が完成しました。今度は地面の下へと降りていく『ちか100かいだてのいえ』です。実は、この『ちか』のアイデアは、ひょんなきっかけで生まれました。前作の縦に開く絵本のアイデアを思いついたとき、まず僕が試作として作ってみたのは、カレンダーのようにページを下から上へめくって見るものでした。ところが、実際にめくってみると、上へ登るどころか、なんだか下に降りているような気分になってしまったのです。「これはだめだ!」と思い、めくり方を逆にして、ようやくうまく上に登るようになったのですが、この時の失敗がずっと心に残っていました。それが、地下へ降りていく今回の新作のヒントになったのです。

 また、続編はどうしても前作と比べられるもの。単なる続きにならないよう、ずいぶん悩んだ結果、思いきって主人公を女の子に変えました。前作が男の子が上へ登っていくのに対して、女の子が下へ降りていく、そして最後の地下100階に待っているのも…… そんなふうに、ふたつの絵本をお互い鏡に映ったような対称的な関係にしてみたら? と思いついたら、地下の新たな世界を構築するのがとても楽しくなりました。さらに、今回特に時間をかけて考えたのはそれぞれの階に住む動物たちとラストとの関係です。これは、前作にはなくてどうしても入れたかった要素です。お楽しみいただけたらうれしいです。

いわいとしお

 

いわいとしお

いわいとしお

1962年愛知県生まれ。筑波大学芸術専門学群在学中に第17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞。国内外の多くの美術展に、観客が参加できるインタラクティブな作品を発表し、注目を集める。テレビ番組『ウゴウゴルーガ』、三鷹の森ジブリ美術館『トトロぴょんぴょん』『上昇海流』、音と光を奏でる楽器 『TENORI-ON』などを手がけ、現在は書籍やブログを通して親子の創造的な関係を精力的に発信している。おもな著書に『いわいさんちへようこそ!』『いわいさんのどっちが?絵本』『光のえんぴつ、時間のねんど』『100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』などがある。

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