他人の家に泊めてもらってごはんを食べさせてもらう「居候」。この本では、世界各地のご家庭に居候して食べたごはんと、それにまつわるお話をあつめてみました。なぜごはんなのかというと、その土地の「ふつうのごはん」を食べることは、その土地になじむためにいちばん手っ取り早い方法だからです。ごはんを通じて知る、世界各地のくらし。居候コンビによるおもしろ現地リポート。
モンゴルの羊肉のむし焼き、カンボジアの春雨サラダ、パプアニューギニアのブタの丸焼き、ハンガリーの牛飼いたちのシチュー、ギリシャのムール貝、イエメンの大きなパン、モロッコのタジン、ペルーのネズミ「クイ」の塩焼き……。世界はおいしいものであふれています!!
阪口克とともに、ライターとカメラマンのユニット、人力社として活動中。海外、国内取材をはじめ、田舎ぐらし、DIYなど幅広く活動。世界のフツーのご家庭に居候するのがライフワーク。共著に『世界のどこかで居候』『アウトドアde世界のどこかの昼ゴハン』『笑って! 古民家再生』 など、中山茂大の著書に『旅人思考でイスラムと世界を知る本』『ハビビな人々』などがある。