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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

靴屋のタスケさん

靴屋のタスケさん

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靴屋のタスケさん

受賞歴:

  • 全国学校図書館協議会・選定図書(2017)
対象年齢 小学校中学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 22cm×16cm
ページ数 72
ISBN 978-4-03-528520-5
NDC 913
発売日 2017年6月

定価:本体価格 1,200円+税

【偕成社在庫:わずか】

全国の書店、またはネット書店などでご購入ください。

内容紹介

1942年、東京。町の表通りに若い靴屋さんが越してきた。ひょろ長い体にぶあつい眼鏡をかけた靴屋のタスケさんは、いつも背中を丸めて古い靴を直している。「今は材料の革がないし、靴をあつらえるなんて贅沢は許されないしなあ。でも、こう見えても、腕はたしかなんだぞ」。小学一年生のわたしは放課後になると靴屋さんに行って、タスケさんの仕事を見るのが楽しみになった。わたしは、タスケさんのことが大好きだった。しかしまもなく戦争が激化し、タスケさんはお店を閉めて兵隊さんになるために田舎へ帰っていった。やがて、わたしはタスケさんのことを忘れていったーー。『魔女の宅急便』の作者・角野栄子が若い世代へ贈る、戦争のものがたり。

著者紹介

角野栄子(かどのえいこ)

東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの2年間の体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年にデビューし、童話を書きはじめる。『大どろぼうブラブラ氏』で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞を受賞。また長年の業績に対して、2011年巖谷小波文芸賞、2013年東燃ゼネラル児童文化賞、2018年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。2014年旭日小綬章。『おだんごスープ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』『イコ トラベリング 1948-』などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた児童文学を手がけ、ロングセラーは数多い。

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読者のおたより

タスケさんはふるい靴を、心をこめて直し、そんなタスケさんの心を好きになった私。そんな小さなしあわせもなくしてしまう戦争。日本が変わってきている今、子供達に読んでほしいと思います。(59歳)

お話とイラスト、とても素晴らしかったです。過去に戦争があったこと……忘れてはいけません。大変な時期にちょっとだけタスケさんに作っていただいた赤い靴、心がほんわりしました。イラストは本の中にすいこまれるほど、インパクトがあり、感動しました。大人も読める児童書です。本はかけがえのない宝物だと思います。ありがとうございました。(50代)

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