スズメやカラス、ハト、ムクドリ、シジュウカラなど、身近に見られる39種の野鳥の1年のくらしがわかる絵本図鑑。鳴いたり、食べたり、飛んだりといった、わたしたち人間がふだん見かけているその姿は、鳥たちの1年のごく一部にすぎません。冬に日本に渡ってくる鳥たちは、夏はどこで、どうしているのだろう。巣づくりや子育ては、どこで、どんなふうにしているのだろう。この本では、ふだん出会うことの多い身近な野鳥について、みられる環境ごとに、日本にいるときもいないときもふくめて、その1年の生活を、あたたかく生き生きとした豊富なイラストとともに、くわしく解説します。鳥たちの食べ物や渡りの基本、観察のしかたについても、コラムページを設けて紹介しています。
神奈川県生まれ。幼少より身近な自然に親しむ。1993年より図鑑、辞典、雑誌、パンフレットなどのネイチャー系イラスト制作に携わる。ライフワークとして、身近な里山で出会う生きものたち、特に野鳥を描いている。絵本に『川から地球が見えてくる』『こうのとりのカータ』『やまざくらと えなが』『はっぱの あな』がある。 日本野鳥の会茨城県会員、宍塚の自然と歴史の会会員、日本ワイルドライフアート協会会員。
「この羽だれの羽」に続いて、この本を読んだ。絵と一緒に解説がのっているのでわかりやすかった。おおたぐろまりさんの絵は写真ではわかりづらい所がくわしく、よくわかるのでとてもいいと思います。(14歳)
子ども用にも大人用にも使える鳥図鑑で、良い本だと思います。野鳥の選定も素晴らしいと思います。(70代男性)