キリン、ラッコ、ニシキヘビ、アザラシ、シロクマ、ヤマネにラクダ……動物たちの眠り方はさまざま。ラッコは長いコンブをからだに巻きつけて眠るし、クジャクは木の枝の上で長い尾をたらして眠ります。他の動物もいったいどんなふうに眠るのかな? やさしく教えてくれます。イラストはみんな動物たちが眠る姿。チェコの新進の画家による美しい絵本。静かに子どもたちを眠りの世界に誘います。
東京生まれ。1970年から3年間プラハに住み、現地の小学校に通う。1984年から2年間プラハのカレル大学へ留学。その後ドイツに4年間滞在。現在はチェコの絵本や映画の字幕の翻訳、通訳等の仕事を通して、チェコの文化を日本に紹介している。訳書に「もぐらくんの絵本」シリーズ、『おとぎばなしをしましょう』、『ゆかいなきかんしゃ』『ありさん あいたたた…』、『ちびとらちゃん』、字幕翻訳にイジー・トルンカの「真夏の夜の夢」「チェコの古代伝説」などがある。
ぜひ毎日お休み前に、ひとつずつ眠る動物のお話をしてあげてください。16日間楽しめます。
ふと手にとって開いて、この地球の海や森や空に次々に連れていってもらうような感覚に…すごいステキな絵本だと感動しました。たくさんの生き物たちの心地よさそうなねむりの様子が本当に読んでいて楽しく、美しい表現に見とれています。(読者の方より)