1950年、大阪府生まれ。立教大学名誉教授。大阪府立大学農学部で昆虫学を学んだ後、京都大学農学部昆虫学研究室を経て、大阪市立大学理学部博士課程修了。三重大学教育学部非常勤講師を経て、立教大学理学部生命理学科教授を務め、2016年に退官後、現職。専門は、鳥の行動生態学、動物行動学、進化生物学。理学博士。DNA解析を積極的に取り入れ、系統地理学や進化心理学(社会生物学)をふくめた広い意味での進化生態学研究をおこなっている。著書に『花・鳥・虫のしがらみ進化論』(1995)、『♂♀(オス・メス)のはなし』(1993)、『鳥はなぜ集まる?』(1990)『一夫一妻の神話』(1987)、編著書に『擬態─だましあいの進化論─I、II』『種子散布ー助け合いの進化論ー I、 II』(ともに1990)などがある。